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おはようございます。

今日も、【就労継続支援A型事業所】事務所よりお届けします。

今日は、”認知行動療法”から気づいた、”客観的・俯瞰した視点”について書きます。


今の私は、「湧いてくる感情を丁寧に見つめる」という作業をしています。その際、問題解決が必要な感情については、もう一人の自分を、斜め上にイメージしています。

湧いてくる感情は、あくまで”お知らせ”です。そのお知らせに”対処”が必要な場合は、理性を登場させる必要があります。

”他人目線の自分”を存在させることで、落ち着きを取り戻せます。

私は、心臓があまり強くないため、刺激に敏感に反応してしまいます。全ての刺激を、真正面から受け続けていたら、心身ともに疲弊してしまいます。

特に、ネガティブな内容を、相手に伝える必要性がある場合は、”感情担当”の自分と、”理性担当”の自分を共存させることで、自分の本当に伝えたい気持を、より正確・冷静に伝えることができる実感があります。

もちろん、嬉しい!美味しい!楽しい!等のハッピーな感情は、湧いてきたまま感じたり、表現したほうが良いので、理性担当の私の出番はありません。

”問題解決”の際に、”理性担当の私”を登場させることで、感情の波を落ち着かせ、整理するお手伝いをしてくれます。

~~~

過食が毎日続き、苦しかったとき、大学の教授が市民に向けて行う、”認知行動療法”の治験者として、3ヶ月ほど、カウンセリングを受けた経験が、幅広く、役立っています。

過食衝動を”もやもやさん”として擬人化し、”もやもやさん”にどのように、反応し、対処・行動するのが、ベターなのかをカウンセリングの中から気づきました。

過食を止める方法より、大切なことが、”もやもやさん”というモンスターがやってきても、「あら、きたのね~」と動揺することなく、俯瞰して迎える”冷静な対応姿勢”が、ポイントでした。

否定も肯定もせず、一旦、衝動を見つめます。それから、俯瞰した理性担当の私が「本当はどうしたい?」と問いかけ続けます。

↓私の場合↓

「本当は何が食べたいの?」

「なにか悩みがあるの?それは、過食という杖がなくても、対処可能な問題かもしれないよ?別の方法を試す余力はありそうかな?」

「過食してもいいんだよ、そのかわり、苦しくなるまで、詰め込むことは止めてみない?」

「お腹具合を意識して食べてみない?衝動的に食べるのではなく、味わうことはできそう?」

「昨日は過食したけど、今日は過食しなかったね!嬉しいね!」

「今日は何が食べたい?本当に食べたいものを満足するまで、食べていいんだよ」

「お腹すいてないのに、もやもやするね…できそうなら、ウォーキングやストレッチしてみない?気分転換が必要なだけかもしれないよ?」

「ストレッチって気持ちいいね!しかもだんだん身体が柔らかくなってきて、なんだか嬉しいな!」

「朝食を必ずしも食べる必要はないんだよ!その時のお腹の具合に合わせて、食べたい時に食べたらいいんだよ!」

「ご飯を食べることって、怖くないよ!最近痩せへの執着が減ってきたね!」

「ご飯を食べるって幸せなことだったんだ…」

私と”もやもやさん”を一心同体とせず、”別人格”と捉えることで、俯瞰し、飲み込まれを防ぎます。

過食衝動は、一進一退を繰り返しながら、緩やかになっていきました。それは、いつ寛解したのかわからないほど、ゆっくり時間をかけて引いていきました。

過食と無理をした生き方はリンクしています。

「私は、過食衝動に飲み込まれ続ける人生を送り続けたいの?」

「それは嫌だ!」

「自分で選択していく、主体性をもった私でありたい!」

食欲も波のようで、完全にコントロールすることはできません。

もし、明日にでも、過食衝動がきたら、以下のような対応をするでしょう。あせらない・落ち着いた自分であることが大切です。

「もやもやさん、久しぶりに来ましたね!私を無理させてしまったのかな?もやもやさん、少し待ってね。原因を見つめて、対処方法を考えるよ!それでも無理そうなら、過食パーティーしようね。そのかわり、美味しく味わうから、急かさないでね!」

~~~

認知を改め、意識・行動を変えることは、自分を楽に生きるということにつながります。

しかし、長い時間がかかるため、臨床心理士先生のカウンセリングの助けも借りながら、楽に生きる自分にしてあげたいです。

昨日の夕食は、シンプル和食です。

旅館の朝食みたいになりました。

さつまいもは一日塩水につけ、蒸すと、甘みが引き立ち、懐かしく、優しい味に仕上がります。

とうもろこしも、塩水で湯がき、甘みを引き出します。

とうもろこしの皮は、薄皮を残して15分ほど茹で、火をとめ放置、カット。

夏野菜を食べて、やって来る猛暑・炎暑に備えます。




もも

はじめまして。私は38歳女性です。現在、精神科でお薬とカウンセリングを受けながら、就労継続支援A型事業所(社会復帰に向けた障害者支援事業)でお世話になっています。辛いとき、摂食障害に関するSNSをみることで楽になりました。楽しい経験より苦しい経験のほうが多かったですが、私の文章で少しでも心が楽になってほしいと思い、ブログを始めます。痩せたいと願えば願うほど、現実は食べたい思いが強くなる矛盾を抱えながら、気づけば過食症になっていました。ネジ一本にも「遊び」の隙間がないと故障の原因なってしまいます。頑なになった意識を緩めて、遊びの部分を作ることで少し楽になってきました。私も過食が完全になくなったわけではありません。明日にでも過食衝動がきてもおかしくないです。過食症とさよならしたいですが道半ばです。一緒にゆっくり良い方向に向かっていきませんか?



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